【初心者が教える】やらない人だけが損をする「ふるさと納税」のはじめ方を超簡単解説

お得・節約術

ふるさと納税は得するシステムではなくて、やらない人だけが損するシステムって知っていましたか?そんな僕も言葉は聞いたことありました。はじめる前は漠然と面倒そう難しそうなどと思っていました。去年初めてふるさと納税をやった感想は、ネットショッピングと大差なかったです。もう少し具体的に言うと、2,000円払うとカタログギフトの中から好きなものが買えるくらいな感じです。

「ふるさと納税」で検索すると、どうしても制度や概念部分の説明から入ってしまうので、それが取っ付きにくさを与えているのかなと思いました。僕は今年が2年目で先月今年1回目のふるさと納税をしたので、ふるさと納税のはじめ方を超簡単解説します。

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ふるさと納税とは

ふるさと納税とは、よその自治体に”寄附する”ことで、所得税の還付・住民税控除受けられる制度です。出ていく金額(払う金額)そのものは変わらないのですが、よその自治体に寄附することの見返り(返礼品)として(自己負担額2,000円)でカタログギフトのように名産品から日用品まで幅広い品揃えの中から品物がいただける仕組みです。

会社員である僕の場合、2021年(1月1日~12月31日)に行ったふるさと納税の控除は、2022年6月~支払う住民税に反映されます。つまり税金を前払いするような感じになります。

※税金控除申請は、確定申告とワンストップ特例制度(後述)の2つの方法があり、確定申告は所得税還付と住民税控除、ワンストップ特例制度は住民税控除のみになりますが、いずれの場合も寄附金から2,000円を引いた金額になります。

ちなみに僕は2020年にふるさと納税として46,000円を寄附しました。毎年6月頃に住民税の通知書をいただくと思いますが、こちらが僕が6月にいただいた通知書です。摘要欄に「寄附金控除」が反映されているのがわかると思います。

計算すると、44,003円が控除額になっています。端数が出る場合があるようです。計算式は、ふるさと納税46,000円ー自己負担額2,000円=控除額44,000円ですが端数3円があるので、実質の自己負担額は1,997円でした。つまり実質的に前払いした44,003円(毎月3,667円ほど)の住民税が少なくなります。

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ふるさと納税の手順

実際にふるさと納税をする手順は(1)寄附上限額を調べて、(2)納税サイトと自治体(返礼品)と控除方式を選びカートに入れて注文するだけです。

ふるさと納税(寄附)上限額を調べる

ふるさと納税は、年収や家族構成によって上限額が異なりますので確認することが必要です。

総務省|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について

独身で年収500万円ですと61,000円程度が寄附上限額=寄附控除限度額になります。上限額を上回っても問題はありませんが、その分は全部自分の持ち出しになりますので、最大のお得にしたい場合は寸止めの金額にした方が良いです。

そのほか後述する各ふるさと納税サイトにもシミュレーターがありますので確認してください。

ふるさと納税サイトを選ぶ

ふるさと納税サイトを運営しているのは民間企業です。

僕は、楽天ふるさと納税を使っています。楽天ふるさと納税は楽天市場の中の1ショップのようなイメージです。普段から楽天市場を利用していれば、新たな会員登録は不要ですし、見慣れた画面、やりなれた操作でできるうえ、決済方法も楽天市場と同じ、楽天ポイントも付くのでお得だからです。

【楽天市場】ふるさと納税|はじめての方でも簡単!納付先や使い道が選べ、お礼の特産品も楽しめます
楽天市場でふるさと納税を。はじめての方でも簡単!楽天会員ならお買い物と同じフローで寄付が可能。特産品のお礼や税金の控除を受けられるなどの特典も。楽天ポイントも貯まります。

そのほか、ふるさとチョイス、さとふる、ふるなびなどが有名です。

【ふるさとチョイス】お礼の品掲載数No.1のふるさと納税サイト
お礼の品 / 自治体掲載数『日本一』のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」。ふるさとチョイスの新ポイント「チョイスマイル」はふるさと納税のお支払いや様々なポイントへ交換できる。お肉・お米などの全国の特産品57万品目をご紹介。チョイス限定のお礼の品も数多く掲載中。
https://www.satofull.jp/
ふるさと納税サイト【ふるなび】AmazonギフトカードやPayPay残高等がもらえる!
ふるさと納税サイト【ふるなび】なら、AmazonギフトカードやPayPayなどに交換可能な「ふるなびコイン」がもらえて、「ふるなびトラベル」「ふるなびカタログ」などのオリジナル返礼品も選べます!

好きな返礼品を選んで注文する

ネットショッピングするように、欲しいものをピンポイントで検索してみたり、金額から検索してみたり、ジャンルから検索してみたりして返礼品を決めます。実はこれが一番時間のかかる作業ですね。

あとはカートに入れて注文を済ませれば良いのです。(後述する注文時に確認することがあります)

ふるさと納税サイトでは地域グルメや生鮮品などが前面に押し出されていて、それらを選ばないといけないような気になりがちですが、いやいや日用消耗品(洗剤・トイレットペーパー・テッシュペーパー)やペットボトル飲料などストック可能なものでも全然良いと思います。

ちなみに僕は2回連続でペットボトル飲料です。テレワーク中なので毎日必ず飲むものですし、月1で毎月送られてくるのがちょうど良く、運ぶのも重たいので良いチョイスだと思っています。

控除申請方法を選ぶ

その注文する際に確認することがあります。それが控除申請方法です。通常、寄付金の控除には確定申告が必要です。僕もそうでしたが確定申告って聞くと、よくわからない、面倒となってしまうのですが安心してください。

確定申告する必要のない会社員(給与所得者)の場合はワンストップ特例制度を申請すれば確定申告は不要です。寄付を受けた自治体が代理でやってくれます。

後日、ワンストップ特例の申請書が郵送されてくるので、証明書のコピーや何項目か記入して返送するだけです。

マイナンバーカードを持っていないと、住民票の写しが必要とか多少の手間がかかります。

ただし以下の場合は確定申告が必要です。

  • 6自治体以上に寄付したい場合(ただし、1つの自治体に複数回寄付をしても1カウントです)
  • ワンストップ特例制度を使ったあとで確定申告もした場合

会社員でも別の理由(たとえば医療費控除を受けるなど)で確定申告が必要になった場合、確定申告が優先されてしまいワンストップ特例制度は破棄されてしまうので、確定申告の際に再度、寄附も申告し直さなければなりません。(確定申告の際には寄附金受領証明書が必要です。自治体により郵送またはダウンロードで用意されるので確認してください)

ふるさと納税のまとめ

ふるさと納税は、一度やってみればなんてことなかったです。

限度額をどう使うか考えるのは個人個人です。たとえば複数の自治体に寄附をしたい場合、返礼品が同じタイミングで届いてしまうなどを避けるために計画的に時期をずらして寄附するなどの工夫が必要です。

僕の場合は、楽天ふるさと納税で楽天市場のセールでポイントが増量になるときが定期的にあるため、あらかじめ調べてお気に入りに入れるなど準備を済ませておき、そのセールのタイミングで寄附(購入)しています。まだ半年あるので、一度もやったことがない方は試してみてはいかがでしょうか。

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