【ひとり暮らし】シンプリストの水道光熱費と通信費の内訳を公開!見直しポイントも解説!【固定費】

お得・節約術

今回の記事では、僕の固定費の中から水道光熱費(電気・ガス・水道)と通信費(携帯・ネット)の5項目についての内訳を公開します。ちなみに固定費とは一般的に、住居費(家賃)、保険代、水道光熱費、通信費、車維持費、新聞代、エンタメ(有料放送、動画・音楽・書籍サービス)など、毎月絶対にかかる費用のことを指します。後半では光熱費と通信費の見直しポイントについても解説していきます。

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ひとり暮らしの電気・ガス・水道・携帯・ネットはいくら?

はじめに前提となる僕の住環境と仕事環境について。約30平米の2K相当の賃貸マンション住まいです。昨年4月以来ずっとテレワーク、つまり在宅勤務になっており、部屋の照明とパソコンは一日中点けっぱなし。休日も自宅で過ごすことが多いです。洗濯は乾燥機は使わずにベランダ干し。夏場はエアコンまたは扇風機、冬場はエアコンまたは遠赤ヒーター・パネルヒーターを使用。自炊はほぼゼロで、お風呂もシャワー中心で湯船にお湯を張るのもの冬場だけで週3、4日程度。携帯電話は格安SIMを契約。固定電話持っていません。自宅ネット回線は集合住宅タイプの光回線を契約しています。なお、水道代は住居費に付随する形で完全定額になっています。

このような条件で毎月の代金は以下のような感じです。()内は月平均

【現在】

  • 電気    
    5,500円~9,000円(7,000円)
  • ガス    
    1,500円~2,500円(2,000円)
  • 水道    
    2,420円(毎月定額)
  • 携帯電話  
    2,181円(毎月ほぼ定額)
  • 自宅ネット 
    2,090円(毎月定額)
    合計    15,691円

携帯電話と自宅ネット回線は今年に入ってから見直して、11,000円から4,300円と60%削減しました。その携帯電話は現在20GBプランを契約中なのですが、ずっと在宅勤務でギガを消費しない(データ容量を使わない)ので、6GBプランに契約変更する予定で35%ほど削減できそうです。さらにガス代も契約プランと支払い方法の見直しをかけている最中で10%ほど削減できる見込みです。

見直し後(7月以降)の毎月の代金は以下のようになる予定です。()内は月平均

【見直し後】(7月以降)

  • 電気    
    5,500円~9,000円(7,000円)
  • ガス    
    1,350円~2,250円(1,800円)
  • 水道    
    2,420円(毎月定額)
  • 携帯電話  
    1,393円(毎月ほぼ定額)
  • 自宅ネット 
    2,090円(毎月定額)
    合計    14,703円
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ひとり暮らしの電気・ガス・携帯・ネットの見直しポイント

ここからは、見直しを考えている方へ、見直しのポイントについて解説していきます。僕が実際に乗り換えに際して調べたことばかりなので、参考になると思います。なお、水道についてはお住まいの自治体での契約一択になりますので割愛いたします。

電気代

乗り換えがいちばんしやすいのが電力会社ではないでしょうか。

そもそも電力会社を乗り換える? ざっくり解説しますと、2016年4月以降、電気の小売業への参入が全面自由化され色々な電力会社と契約できるようになりました。特に何もしていないならば、◯◯電力で契約していると思いますので、乗り換えるだけで今より安くなるはずです。

電力会社の乗り換えは簡単です。手続きとしては新しく契約する電力会社のホームページから申し込みをするだけで、事前に案内された契約開始日に自動で切り替わります。現在契約している電力会社への連絡も要りません。電気メーターには契約ごと供給地点特定番号と呼ばれる固有の番号がついています。その番号を契約する電力会社と紐付けします。既存の電線・電気メーター・ブレーカーを使いますので、通常は工事・立ち会いもなく、電気の品質も変わりません。つまり、電力会社の乗り換えとは書類上で契約する(支払いする)電力会社が変わるだけです。

僕の場合は電力自由化になった直後から、それまでの東京電力からauでんき(3年)→中国電力(2年)→楽天でんき(2021年3月~)というように乗り換えています。僕が楽天でんきと契約した理由は、期間限定ポイントも含めた楽天ポイントで支払いができるからです。

乗り換えしやすさ ★★★★★
削減効果     ★★★
選べる電力会社が多い。

ガス代

ガス会社の乗り換えも電気と同じくしやすいと思います。

2017年4月以降、都市ガスの小売業への参入が全面自由化され色々なガス会社と契約できるようになりました。ただし電力会社の選択肢に比べ、ガス会社の選択肢は少ないと思います。

ガス会社の乗り換えも簡単です。手続きとしては新しく契約するガス会社のホームページから申し込みをするだけで、事前に案内された契約開始日に自動で切り替わります。現在契約しているガス会社への連絡も要りません。ガスメーターにも契約ごと供給地点特定番号と呼ばれる固有の番号がついています。その番号を契約するガス会社と紐付けします。ガスも既存のガス管・ガスメーターを使いますので、通常は工事・立ち会いもなく、ガスの品質も変わりません。

僕の場合、乗り換えるならば電気と同じく楽天ガスが良いかなと思っていたのですが、僕の地域では楽天ガスはサービスエリア外で、他の選択肢がJ:COMガスしかないうえにガス単体では申し込みできませんでした。その後調べると、今のガス会社の別プランで2年以上の契約を条件にしたプランに変更し、さらに支払いをクレジットカードから口座振替に変更することで安くなることが分かり、プラン変更と支払い方法の変更を申し込みました。

乗り換えしやすさ ★★★
削減効果     ★★★★
選べるガス会社は電力会社に比べて少ない。

携帯電話代

見直しで削減効果、即効性があるのが携帯電話代だと思います。

しかし、キャリアメール(@docomo.ne.jp / @i.softbank.jp/ @softbank.ne.jp / @vodafone.ne.jp / @au.com / @ezweb.ne.jp)を使用している方は注意が必要で、他社や同じ携帯会社でも格安ブランド(ドコモ「ahamo」、KDDI「povo」、ソフトバンク「LINEMO」)への乗り換えではキャリアメールは引き継ぎできません。そこが最大のネックになっています。(総務省がキャリアメールについても引き継ぎできるように要請してはいますが、実現可否を含め2021年6月現在では何も決まっていません。)

ですから乗り換える前に、汎用メールアドレス(GmailやYahoo!メールなど)を取得したうえで、友人知人への変更を周知し、何かのサービスに登録していれば変更する作業が必要です。ここまでの準備ができてはじめて携帯会社やプランを自由に選ぶことができるようになります!またそれ以降の乗り換えがスムーズです。

選択肢はものすごく多いので詳しく触れませんが、携帯4キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)とその格安ブランド、サブブランド(UQ、ワイモバイル)、格安SIM会社の4グループに分けられます。

僕の場合だと、ドコモ(15年)→au→(6年)→IIJ(2年)→日本通信(2021年1月~)と乗り換えしてきました。IIJと日本通信は格安SIM会社です。一般的に格安SIMは昼休みや夕方の時間帯が混み合うとされていて通信速度が遅くなる傾向がありますが、僕に限って言えば、現在は在宅ですし、通勤していたときも昼休みや帰宅時間がズレていたので、特に不便に感じることはありませんでした。

乗り換えしやすさ ★★
削減効果     ★★★★★
キャリアメール問題さえ解決すれば使い方に合わせた選択肢が多く大幅に安くできる。

自宅ネット代

光回線、モバイルルーター、スマホのテザリングなどありますが、料金や通信品質の面からやはり光回線一択になると思います。基本、工事が発生するため工事料金がかかりますが、各種キャンペーンの適用で実質無料になるばかりでなく、それ以上のキャッシュバックを受け取れるケースも多いです。

インターネットは原則、回線事業者とプロバイダー(接続事業者)の組み合わせで契約することになっています。

回線事業者ではNTT東西(フレッツ光)、KDDI(auひかり)、So-net(NURO光)、ほか電力系やCATV系などあり、提供地域はNTT東西を除いて限定したエリアになっています。プロバイダーも回線事業者で選択できるところが異なります。(NURO光はプロバイダーがあらかじめセットになっています。)

また、住宅環境によっても異なってきます。大きくは戸建てか集合住宅かの違いです。料金は集合住宅の場合は回線をシェア(分配)するので戸建てより安いです。集合住宅では基本的にあらかじめ設備が整っている回線事業者としか契約できません。

僕が住んでいるマンションの場合、NTT(フレッツ光)とSo-net(NURO光)が敷設されていました。2021年2月にNURO光の集合住宅タイプ(NURO光 for マンション)に乗り換えました。NURO光 for マンションは2,750円~2,090円の変動料金体系になっており、同一建物で利用者が10人以上いて最安の2,090円で使うことができています。そして通信速度も速くまったく問題ないためもっと早く乗り換えるべきだったと思いました。と言うのも、それまでは集合住宅タイプは通信速度が著しく遅くなるという理由でイレギュラーでマンションでありながらフレッツ光の戸建てタイプを引き込んでいましたので、現在の倍位以上の料金を支払っていたのです。

乗り換えしやすさ ★★★
削減効果     ★★★
住宅環境・地域で選択肢が変わる。一度契約すると頻繁な乗り換えは難しいことも。

僕が契約している電気・ガス・水道・携帯・ネットのまとめ

最後に、僕が契約している事業者とプランをおさらいします。

電気 楽天でんき
ガス 地域のガス会社
(長期契約プラン+口座振替)
水道 市の水道局
携帯
電話
日本通信
合理的20GBプラン→合理的みんなのプラン
自宅
ネット
NURO光 for マンション

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