日経新聞の記事を無料で読める方法があるのをご存知ですか。ちなみに日経新聞電子版は月額4,277円（税込み）です。（2021年6月現在）ビジネスマンとして日経新聞の内容を把握しておきたい方、日経新聞を購読しているけどできれば支出を削減したいという方におすすめの方法です。アプリの操作手順についても詳しく解説していきます。
日経新聞を無料で読む方法
日経新聞を無料で読むためには、楽天証券口座を開設することが必要です。日本経済新聞社が提供する日経テレコンという紙面の記事を読めるサービスがあり、楽天証券は口座保有者にその一部を無料で閲覧できるようにしています。
日経テレコンとは
日経テレコンとは、日本最大級の会員制ビジネスデータベースサービスで、日本経済新聞のほか、全国紙各紙、47都道府県の新聞、業界に特化した専門紙、スポーツ紙まで計180以上の国内主要紙を提供しています。
楽天証券版「日経テレコン」は、提供コンテンツが日経各紙に限定されるほか、記事検索や企業検索など一部のメニューのみ利用できるなど制限がかかっています。
楽天証券版「日経テレコン」で読める記事
楽天証券版「日経テレコン」では、直近３日分の以下の新聞記事を掲載日別に読むことができます。
- 日本経済新聞朝刊
- 日本経済新聞夕刊
- 日本経済新聞地方経済面
- 日経産業新聞
- 日経MJ（流通新聞）
- 日経プラスワン
日本経済新聞は毎日、日経産業新聞は月～金曜日、日経MJ（流通新聞）は月・水・金曜日、日経プラスワンは土曜日にそれぞれ更新されます。
また過去記事もキーワード検索で最大過去１年分を紙面を横断して読むこともできます。さらに「日経速報ニュース」も読めるというように、無料でありながらここまで読めるのは大変ありがたいです。
楽天証券版「日経テレコン」を読む方法
まず、楽天証券の口座を持っていることが大前提となりますので、持っていない人は口座開設からですね。（口座開設方法についてはここでは割愛します）
日経テレコンを読むには、スマホ用アプリ「iSPEED」、パソコン用アプリ「Market Speed」を使います。
僕が使った感想ですが、ご自宅で読むのであれば、iPadを断然おすすめします。新聞記事の多くはテキスト以外に、紙面を切り抜いたPDFでも提供されているので、新聞を読んでいる感覚で読めるからです。スマホでも可能ですが、画面サイズが小さいため拡大が必要になります。
楽天証券版「日経テレコン」をスマホ・タブレットで読む手順
iPhoneの方はAppStore、Androidの方はGoogle Playストアから「iSPEED」アプリをダウンロード、インストールしてください。
iPad用の「iSPEED for iPad」もありますが、こちらには日経テレコンが機能として備わっていません。iPadで日経テレコンを読むにはiPhone用アプリをインストールしてください。
以下、画面のスクリーンショットはiPhoneになりますので、Androidの場合は画面レイアウトなど異なる場合があります。
初回にアプリを起動したときは、ログインIDとパスワードを入力してログインします。
最初に開いたメニュー画面のマーケットの項目にある「日経テレコン」をタップして、WEBコンテンツ表示を許可します。するとブラウザが立ち上がりますので、利用規約を一読していただき、［同意する］ボタンをタップすることで、日経テレコンのトップ画面が表示されます。
最初に開かれる画面は「日経速報ニュース」になっています。
新聞記事を見るには、右上のハンバーガーメニューをタップして、［きょうの新聞］を選択して切り替えます。
日付と媒体名の横にある［変更］ボタンをタップして、日付と新聞名を選択することで、下に記事見出し一覧が表示されます。
記事本文を見るには、記事見出し一覧から見たい記事を選択することで記事本文が表示されます。
サムネイル（縮小画像）をクリックすると、新聞記事の切り抜きPDFが表示されます。（記事見出し一覧のPDFアイコンをタップしても表示できます）
楽天証券版「日経テレコン」をパソコンで読む手順
パソコンで楽天証券版「日経テレコン」を読むには、事前の利用申請とアプリインストールの作業が必要です。
利用申請の方法
まずインターネットで楽天証券ホームページにログインします。
右上のマイメニューから［お客様情報の設定・変更］の中の［お客様情報一覧］の下にある［取引ツール・有料情報申込み］をクリックします。
お客様情報一覧ページから、取引ツール、マーケットスピードの［申込］ボタンをクリックします。
利用規約を一読していただき、［同意する］ボタンをクリックします。これで利用申請は完了です。
アプリのインストールと操作手順
アプリは楽天証券のホームページからダウンロードできます。
楽天証券のトップページに戻り、右エリアから、トレーディングツールのPC用ツールから「MARKET SPEEDⅡ」または「MARKET SPEED」をダウンロードしてインストールします。
以下、画面のスクリーンショットは「MARKET SPEED」で説明します。
インストールが終わったらアプリを立ち上げて、右上メニュー［ログイン］をクリック。ログインIDとパスワードを入力してログインします。
ログイン直後は［ホーム］画面になっているので、［ニュース］をクリックして切り替えます
左メニューから、［日経テレコン21］をクリック。ご利用承諾画面に切り替わったら、利用承諾を一読の上で［同意する］ボタンをクリックします。
最初に開かれる画面は「日経速報ニュース」になっています。新聞記事を見るには、タブメニューの［きょうの新聞］を選択して切り替えます。
日付と媒体をそれぞれ選択することで、右エリアに記事見出しが一覧で表示されます。
記事本文を見るには見出しをクリックします。
記事本文が表示されます。
サムネイル（縮小画像）をクリックすると、ブラウザ（Internet Exploler）が立ち上がり、新聞記事の切り抜きPDFが表示されます。（記事見出し一覧のPDFアイコンをクリックしても表示できます）
Market Speedで日経テレコンのPDFが表示されない場合の対処方法
ブラウザが立ち上げってもPDFが表示できない場合があります。実は僕もそうでした。その場合はブラウザの設定をしてみてください。
右上の歯車マークをクリックして、開いたメニューから［インターネットオプション］を選択します。
［セキュリティ］タブの［信頼済みサイト］を選択、［サイト］をクリックします。
入力欄に http://t21.nikkei.co.jp と入力、して［追加］ボタンをクリックします。
入力したURLが反映されたことを確認して［閉じる］ボタンをクリックして終了です。
楽天証券口座は口座開設・口座維持手数料がいずれも無料です。ネット証券としても、とても評判が良い楽天証券ですので口座を持っておいても損はないはずです。
コメント